事故物件の検索に特化した「大島てる」は広く知られていますが、その他にも様々なアプリやウェブサイトが存在し、事故物件マップ情報を提供しています。
これらのプラットフォームは、ユーザーが事故物件の詳細を調べる際に役立ち、安心して物件選びができるよう支援してくれます。
今回は、「大島てる」以外にも、事故物件マップ情報が見れるアプリやサイトを紹介していきます。
この記事の情報が、事故物件探しの役に立てば幸いです。
「大島てるの事故物件マップ」とは、事故物件の情報をユーザー同士で投稿・共有できるウェブサイトで、大島てる氏によって運営されています。
大島てる大島てる物件公示サイトは、自殺や殺人、事故による死亡があった物件を紹介し、事故物件のオーナーによる事実隠蔽を防止し、入居者が正しい情報をもとに安心して賃貸物件を選べるようにすることを目的としています。
サイトでは、地図上に炎のアイコンで事故物件を表示し、マップを拡大するか検索窓に地域の住所を入力することで、具体的な物件名や部屋番号、事件の時期や内容に関する詳細情報を確認できます。
誰でも情報の投稿が可能であるため、情報の正確性には注意が必要ですが、間違った情報は削除され、信頼性の高い情報のみが提供されているとされています。
「大島てる」だけじゃない!事故物件マップが見れるアプリ、サイトはある
- 「いわくつき物件 事件・事故・心霊スポット 防犯情報共有MAP」
- SUUMO:隠し機能を使って事故物件を探す
- HOMES:事故物件の探し方
- UR都市機構(UR賃貸住宅公団):事故物件一覧
- JKK東京「特別物件募集」:事故物件一覧
- 成仏不動産
- 事故物件・訳あり物件情報センター:東京、関東方面
- 「訳あり物件買取専門サイト」:大阪、関西方面
「いわくつき物件 事件・事故・心霊スポット 防犯情報共有MAP」
「いわくつき物件 事件・事故・心霊スポット 防犯情報共有MAP」は、事故物件探索に特化したアプリです。
このアプリは、単に事故物件のリストアップに留まらず、多様な情報源から収集したデータを用いて、事故物件だけでなく心霊スポットや事件に関連する場所の詳細情報を提供します。
このアプリの最大の特徴は、ユーザーが情報を共有する参加型システムにあります。
利用者は自らの知見や経験に基づいて情報を投稿し、他のユーザーと共有することができます。
これにより、アプリ内の情報は常に最新の状態を維持し、様々な視点からの情報が提供されます。
アプリの使用方法
AppStoreで「いわくつき物件 事件・事故・心霊スポット 防犯情報共有MAP」をダウンロードします。
※アンドロイド版は、提供されていません。
ダウンロード後、アプリを開くと現在地の地図が表示されます。
右下の虫眼鏡マークをタップすると地名検索が可能です。
検索ボタンを押すと地図が切り替わり、おばけのマークが表示された場所が、事件や事故が起きた箇所を示します。
お化けマークをクリックすると、事件の詳細が確認できます。
表示件数が多すぎる場合は、建物の種類や間取りなどで絞り込みすることができます。
おばけマークをタップすると、事件や事故の詳細を閲覧できます。
希望する物件や地域について調べ、安心して居住できるかを判断しましょう。
表示件数が多い場合は、建物の種類や間取りで絞り込むと便利です。
注意点
「いわくつき物件 事件・事故・心霊スポット 防犯情報共有MAP」はユーザーによる情報投稿が基となっているため、いたずらや不正確な情報の可能性もあります。
提供される情報は参考程度に留め、重要な判断を下す際には十分な検討が必要です。
「大島てるの事故物件マップ」には及びませんが、事故物件や特定の地域に関する安全情報を求めるユーザーにとって、貴重なツールとなります。
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SUUMO:隠し機能を使って事故物件を探す
引用元 SUUMO
不動産探しの際、事前に物件の歴史を知りたいと思うのは自然なことです。
事故や事件が過去に発生した物件を避けたい方にとって、SUUMOが提供するあまり知られていない「隠し機能」は大変役立ちます。
この特別機能を利用することで、購入や賃貸の決定に必要な事故物件かどうかの情報を事前に把握することが可能になります。
SUUMOの隠し機能の使い方
この隠し機能の活用方法は非常に簡単です。
SUUMOのウェブサイトにアクセスし、「賃貸・賃貸マンション」のページからフリーワード検索機能を使用します。
ここで、「心理的瑕疵」や「告知事項あり」といったキーワードを入力することで、関東エリアを例に挙げると、事故物件の情報を含む多数の物件が検索結果として表示されます。
2024年1月22日現在、フリーワード検索(関東エリア)で「心理的瑕疵」を検索すると77件、またフリーワード検索(関東エリア)で「告知事項あり」を検索すると1,464件の物件がヒットしました。
これらの検索結果は、事故物件の存在を示唆していますが、具体的な瑕疵の理由は必ずしも明示されていません。
そのため、気になる物件があれば、広告やチラシなどで心理的瑕疵の有無が明示されているかどうか、詳細情報をしっかりと読んで確認することが重要です。
注意点
SUUMOのこの隠し機能は、事故物件情報を知る上で非常に有用ですが、すべての事故物件がこの方法で検索できるわけではありません。
また、提供される情報の詳細度や更新頻度は、物件によって異なる場合があります。
そのため、この機能を利用する際は、あくまで一つの参考情報として活用し、最終的な判断は複数の情報源を照らし合わせて行うことが推奨されます。
HOMES:事故物件の探し方
SUUMOに次ぐ大手ポータルサイトHOMESでも「事故物件」を一覧で見ることができます。
HOMESもトップページの検索窓に「告示事項」「心理的瑕疵」と検索すると事故物件を一覧で見ること出来ます。
ちなみに、スマホだと検索窓がどこにあるのかわからなかったので、PCで探す方が簡単です。
UR都市機構(UR賃貸住宅公団):事故物件一覧
引用元 UR都市機構
UR都市機構(UR賃貸住宅公団)は、国が管理する公的な住居提供機関です。
この機関は、特定の事故があった物件の募集も行なっており、これらの物件一覧は公式サイトの「特別募集住宅一覧」セクションで閲覧可能です。
このリストには、居住者が室内で亡くなった事故物件、例えば自然死を含む部屋が掲載されています。
これらの物件は地域や都道府県別に整理されており、ウェブサイトを通じて容易に検索や絞り込みができます。
特に、関東地方や東海地方では、家賃が通常価格の半分で提供される物件も存在し、この割引は通常、1~2年間有効です。
ただし、このような特別募集物件への応募は、UR賃貸の直営店舗でのみ受け付けており、電話やオンラインでの応募はできません。
さらに、UR賃貸が提携している不動産店舗を通じた物件紹介も不可能なため、興味がある人は直接、最寄りのUR賃貸営業所を訪れる必要があります。
特殊清掃が施されていない孤独死の場合の物件も、事故物件として扱われており、これらは需要が高く、公開された後すぐに申し込みが埋まる傾向があります。
また、「健康寿命サポート住宅」の申し込みには、申し込む人が60歳以上の単身者であることが必要条件です。
JKK東京「特別物件募集」:事故物件一覧
引用元 JKK東京
JKK東京は、東京都内の不動産情報を提供する公的機関です。
サイト内の「特別物件募集」ページでは、事故物件に特化した情報を扱っています。
このページは、東京都が出資する団地内で発生した事故物件の情報を集約しており、室内での自然死を含む人の死亡があった部屋に関する詳細を確認できます。
このウェブサイトを利用することで、地域ごとに事故物件を検索し、それぞれの物件に関する写真や詳細情報を手に入れることが可能です。
さらに注目すべき点は、「募集住戸」セクションに掲載されているPDFです。
ここでは、家賃の金額や割引の適用条件、申込者の収入基準など、重要な情報が詳細に記載されています。
例えば、特定の事故物件では家賃が市場価格の半額程度に設定されている場合があります。
東京都が出資する団地内で発生した事故物件の情報を探したい場合は、JKK東京の「特別物件募集」ページを確認してみましょう。
成仏不動産
成仏不動産は、亡くなった人がいた物件に特化して情報を提供する不動産サイトです。
事故物件の買取や販売における深い知識と長年の経験を持ち、最新の事故物件情報や買取案内を随時更新しています。
このサイトは、事故物件の売買はもちろん、特殊清掃や供養といった幅広いサービスを提供し、利用者への詳細な情報提供とサポートを心掛けています。
成仏不動産の最大の特徴は、物件の告知事項を評価する独自のシステムです。
このシステムにより、物件の事故履歴を5段階で評価し、星5が殺人があった物件、星1が発見まで72時間未満の孤独死や病死の物件と分類しています。
これにより、ユーザーは事故物件の過去をより明確に理解し、自身のニーズに合った物件選びを容易に行えるようになります。
また、ウェブサイト上の「販売物件情報」ページを通じて、物件種別、地域、告知内容を基に、目的に応じた事故物件を簡単に見つけることが可能です。
賃貸物件の情報は提供されていませんが、詳細にわたる物件情報の提供により、同じ建物内の分譲賃貸物件を避ける判断材料とすることもできます。
成仏不動産は、事故物件を探している方々にとって非常に便利で信頼できる情報源となっています。
大島てるなどの他の情報源とは異なる、独自の事故物件情報を提供することで、ユーザーに新たな選択肢をもたらしています。
このサイトを利用することで、利用者は他では得られない独自の事故物件情報を得ることができます。
事故物件・訳あり物件情報センター:東京、関東方面
「事故物件・訳あり物件情報センター」は、関東地方における事故物件の買取を専門とする、一般財団法人住宅再生支援協会が運営する特化した情報提供サイトです。
このセンターでは、事故物件の買取にあたり、複雑な法的手続きや投資判断のサポートを目的として、弁護士や司法書士といった専門家と提携しています。
これにより、通常では2週間以上要する投資の判断期間を、最短で1日という驚異的な速さで処理することが可能になっています。
このサービスは、特に関東地方の事故物件に焦点を当てており、物件の購入を検討している方や、事故物件に関する詳細な情報を求めている方にとって、貴重な情報源となっています。
提供されるサービスによって、面倒な法的手続きをスムーズに進めることができるだけでなく、迅速な投資判断が可能になるため、利用者にとって大きなメリットを提供しています。
「事故物件・訳あり物件情報センター」を利用することで、大島てるなどの他の情報源とは一線を画す、独自の事故物件情報を得ることができます。
関東地方における事故物件の購入を考えている方や、訳あり物件についてより深く知りたい方は、このセンターが提供する情報を活用することで、より 適切な判断を下すことが可能です。
「訳あり物件買取専門サイト」:大阪、関西方面
「訳あり物件買取専門サイト」は、株式会社Plum Villageが運営する不動産買取サイトです。
このサイトは、特に関西地方の事故物件の買取に特化しており、仲介業者を介さずに迅速な取引を可能にしています。
このサイトの最大の特徴は、48時間以内という業界をリードするスピード買取です。
仲介業者を介さず直接取引が可能なため、物件売却のプロセスを大幅に短縮し、売却を希望する人々にとって非常に便利な選択肢となっています。
また、株式会社Plum Villageは物件再生(リフォーム)に関して豊富な経験を持っています。
そのため、事故物件だけでなく、再建築不可能な物件やゴミ屋敷など、特殊な状況にある物件の買取も積極的に行っています。
この柔軟な対応力は、さまざまな「訳あり」物件を抱える売却希望者にとって、このサイトを利用する大きな理由の一つです。
このサイトを通じて、大島てるなどの他の情報源とは一線を画す、独自の事故物件情報を得ることが可能となっています。
「大島てる」以外にも事故物件マップ情報が見れるアプリ、サイト8選!まとめ
- 事故物件マップ情報が見れるアプリ、サイトは多数存在する
- 「大島てる」以外にも様々な選択肢がある
- 事故物件だけでなく心霊スポットや事件関連の場所の情報も提供
- ユーザー参加型システムで情報共有が可能
- SUUMOでは隠し機能を使って事故物件を探せる
- HOMESも特定キーワードで事故物件を検索可能
- UR都市機構では特別募集住宅一覧で事故物件を確認できる
- JKK東京は事故物件特化の情報を扱う
- 成仏不動産は事故物件の売買、特殊清掃、供養サービスを提供
- 事故物件・訳あり物件情報センターは関東地方の事故物件買取に特化
- 「訳あり物件買取専門サイト」は関西地方の事故物件買取に特化